アドバイス情報 - webmasterさんのエントリ |
2012/12/03
LibreOffice3.6.3がリリースされております
執筆者: webmaster (2:55 pm)
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無料のオフィスLibreOfficeが大幅に機能強化されVer.3.6.3にアップされております。 筆者が試した感じでは、MicrosoftOfficeの2007以降より採用されているファイル形式も、以前のように読み込みのみではなく、保存も出来、互換性がさらにアップしているように感じられますし、速度や機能もアップされているように感じられます。 下記が公式発表での改善点です。 主な新機能 ●カラースケールおよびデータバーがサポートされ、xlsxからのインポートおよびODF1.2に拡張されたodsからのインポート・エクスポートが可能となります。注意:現状でいくつかの制限があり、それらは3.7.0で解決されます。 ●ステータスバーで(文書全体および選択部分の)文字数のカウントを表示します。 ●透かしのオプションがついた PDF エクスポート ●10種類のマスターページが新たに追加されました。 ●スマートアートのインポートに対応 ●Corel Draw ドキュメント用のインポートフィルター Writer ●書式のコピーと貼り付けで、段落に適用される文字の自動的な書式の属性と段落内の一部のテキストに適用される文字の自動的な書式の属性を区別します。 ●contextual spacing に対応 ●VML のインポート機能で、線や回転、反転を扱えます。 ●DOCX インポート機能で、GetExpression および SetExpression フィールドが扱えます。 ●RTF/DOCX インポートおよびエクスポート機能で、文書のズームの設定が扱えます。 ●Ctrl+[ および Ctrl+] で、選択されたテキストのフォントサイズをそれぞれ縮小および拡大出来ます。 ●文字数カウントの機能強化 ●印字不可能な文字を表示するかどうかの選択に応じでテキストの境界を見えるようにします ●スマートアートのインポートに対応。 Calc ●Ctrl-D によるセルの埋める操作がより親切になり、セルが選択されていなければ上のセルの内容で埋め、より大きく選択すると複数のセルを埋めていきます。 ●新規ドキュメントのシートの名前の前につく文字列をカスタマイズする新しいオプション。 ●右クリックして表示されるメニューに「セルの結合」を追加 ●シートの非表示と表示をシートタブのコンテキストメニューから選択できます。 ●無効なシートの名前についてのエラーメッセージが改善されました。 ●xlsx へ条件付き書式をエクスポートできます ●CSV ファイルのインポートが改善されました。 ●SV のエクスポートのオプションに"計算された値の代わりにセルの式を保存する"を加えました。 ●ODF OpenFormulaで定義されている新しい表計算ドキュメントの関数を新たに加えました ●セルにフィールド項目の挿入に対応 ●オートフィルターのメニューからデータをソートできます。 ●コンテキストメニューから「テキスト、値、あるいは式だけを貼り付け」をすぐ選べるようになります。 ●式計算のための詳細な設定。組み込みの関数 INDIRECT のための参照構文を設定できるようになります。 ●Calc でのソート対象は3つまでという上限を外しました。 ●新規ドキュメントのシート数の初期値は3から1に変更されます。 ●Support for X errorbars in scatter and bar charts, importing and exporting to .xls and .ods when using ODF 1.2 (extended). ●カラースケールおよびデータバーがサポートされ、xlsxからのインポートおよびODF1.2に拡張されたodsからのインポート・エクスポートが可能となります。注意:現状でいくつかの制限があり、それらは3.7.0で解決されます。 ●カラースケールおよびデータバーをサポートするため、「条件付き書式」機能のダイアログが新しくなりました。 Impress ●impressスライドのためのワイドスクリーン形式を追加しました。 ●外部ディスプレイを正しく検出し、ローカルのディスプレイにプレゼンターコンソールを表示します ●10種類のマスターページが新たに追加されました。 Math ●書式ダイアログ(フォント、フォントサイズ、間隔)と記号(ツール > カタログ)にヘルプボタンがつきました。 Basic IDE ●オブジェクトカタログのドッキング Core Changes ●ODFエクスポートに「ODF 1.2 拡張 (互換モード)」が追加され、古い Open Document Format の利用者との相互運用性が向上します。 ●透かしのオプションがついた PDF エクスポート ●Corel Draw ドキュメント用のインポートフィルター。 ●ユーザーインターフェイス全般の整理: ルーラーとステータスバーの3D枠を除去し、ツールバーが縁無しになり、背景の微妙なグラデーションを改善しました。(Windows Vista/7 以降のみ) ●ルーラーが、より見やすく軽快になりました。 ●新しいスプラッシュスクリーン ●「LibreOffice について」ダイアログがよりすっきりした外観に再設計されました。 ●スタートオフィスが新しいデザインになりました。 ●ツールバーの ">>" ボタンをクリックしてもツールバーオプションは表示されません。このオプションはツールバーを右クリックすることで表示できます。 ●背景のグラデーション表示に、GTKテーマが使えるようになりました。 ●タブのライティング表示にGTKテーマを使うようになりました ●Writer と Calc でフォントや背景、ボーダー、強調表示でそれぞれ別々のカラーボタンを用いるようになり、最後に使った色をマウスを1回クリックするだけで適用できるようになりました。 ●GTK theming is implemented for fixed lines and frames. ●Mac OS X版ではタンゴアイコンセットが初期設定となります。 ●Trinity Desktop Environment に合わせたウィジェット、開く/保存ダイアログ、およびアドレス帳 ●スペルチェッカーで1つの辞書のみが有効な場合には、その辞書の選択を無くしました。 ●ズームが一定の差で増減するのではなく一定の割合で増減するようになります。 Other ●画像のサイズ変更のためのランチョスアルゴリズムを追加しました。 ●マクロの記録が、別のオプション: ツール > オプション > 全般 > マクロの記録を有効にする から行えるようになります。 ●全てのアプリケーションで用紙サイズに日本のはがきサイズを利用できるようになりました。 ●保存、別名で保存、全て保存、および閉じるという操作で最近開いたドキュメントのリストが更新されます。 ●読み取り専用のドキュメントを編集できるようになります。 ●インストールプロセスに支援テクノロジーツールに対応オプションが追加されます Localization ●省略された日付を入力するためにロケールに合った日付のパターンを受け取るように実装しました。 ●英語(マラワイ) en_MW のロケールデータを追加しました。 ●エルジャ語 myv_RU のロケールデータを追加しました。 ●Improved language tools (spellchecker, thesaurus and hyphenation patterns). ●The default locale is now the default locale of the operating system. Performance ●OLE2 ドキュメント .doc、.xls、.ppt のインポートで大きく改善されました。 ●単純な .doc/.docx のインポートで大きく改善されました ●大きなドキュメントのスクロールやレイアウトの変更、インタラクティブな編集における改善 ●大きなオートコレクトのリストをほぼ2倍速く扱えるようになりました ●ピボットテーブルの速度性能が向上しました。ピボットテーブルを再計算する処理が3.5より35%から50%ほど速くなっているはずです。加えて、ピボットテーブルのメモリ消費が大幅に少なくなりました。 ●xlsx ドキュメントからそのままのセルの値をインポートする処理の速度改善 ●ods ドキュメントからマージされたセルや行列範囲をインポートする処理の速度改善 ●Embedded HSQLDB databases are now size-minimized before being saved because Base uses "CHECKPOINT DEFRAG" instead of "CHECKPOINT". This means that the space occupied by deleted rows is reall freed up. 御利用になられたい方は、本家サイトよりダウンロード速度の速い、窓の杜からどうぞ♪ http://www.forest.impress.co.jp/lib/offc/document/offcsuite/libreoffice.html |
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