アドバイス情報 - webmasterさんのエントリ |
2008/07/14
「2012年、インターネットは終了する」―ウイルス添付のデマメール
執筆者: webmaster (4:29 pm)
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PDFウイルスを“極秘文書”に見せかける、開くだけで被害の恐れ セキュリティ企業の英ソフォスや米シマンテックは2008年7月11日、悪質なPDFファイル(PDFウイルス)を添付したデマメールが出回っているとして注意を呼びかけた。メールの本文には「インターネットは2012年に終了する」といった情報を記載。詳細を知りたければ、添付したPDFファイルを開くよう促している。 確認されたデマメールは英語で記述されている。件名はさまざま。シマンテックでは以下のような件名を確認しているという。 Secret Plan To Kill Internet By 2012: Leaked? PLAN TO KILL THE INTERNET BY 2012- Documented 2012: The year the Internet as we know it dies... 2012: The Year The Internet Ends 本文もさまざまだが、いずれも、ISPなどがインターネットを2012年に終了させようとしていることを伝える内容。メールによっては、「その事実をマスコミは隠している」や「インターネットはテレビのようなメディアに置き換わり、コンテンツの閲覧には購読料が必要となる」といった内容も書かれている。 そして、どのメールでも文章が途中で終わっていて、全文についてはメールに添付されたPDFファイル「doc.pdf」を参照するよう書かれている。このPDFファイルが、いわゆる「PDFウイルス」。ファイルを開くだけで被害に遭う恐れがあるという。シマンテックやソフォスの情報には明記されていないが、Adobe Readerの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用する仕掛けが施されていると考えられる。 今回のように、人々の興味を引くような偽情報を記載して、メールに添付したファイルを開かせたり、メール中のリンクをクリックさせようとする悪質なメールは後を絶たない。今回のデマメールについても、添付ファイルを開いてしまうユーザーは少なくないだろうとして、シマンテックではだまされないよう警告している。 ・米シマンテックの情報 ・英ソフォスの情報 ソースは http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080714/310739/ |
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