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アドバイス情報 - webmasterさんのエントリ

2010/11/27
DG965RYにCORE2QUADを導入→成功

執筆者: webmaster (8:02 pm)
 最近、知り合いに、ホームページをリニューアルしてからPCのパワーアップの記事書かなくなったね、と言われたので、自分の使用しているPCのCPUでも交換してみようかと思い、試してみました。

 パワーアップするにあたり、CPUがどこまでのSPECに対応しているかは、マザーボード次第で、どこの何のメーカー・チップセットはなにかという情報が必要です。
 私の使用しているPCは自作機で、マザーボードは Intel DG965RYCK というマザーボードでした。
大抵の場合は、マザーボードの型番がわかれば、そのマザーボードを製造や販売しているメーカーのホームページにどんなCPUが載せられるか書いてあります。また、NECや富士通などの大手メーカーのPCの場合は、同じPCの上位モデルのCPUやチップセットから載せられるCPUのあたりをつけるわけですね。

で、Intelのホームページから載せられるCPUを確認しました。

http://processormatch.intel.com/COMPDB/SearchResult.aspx?Boardname=dg965ry

確認した結果、
 E6700 2.66 GHz 4 MB 1066 MHz
というのが、最速のCPUのようでした。しかし、現在私の使用しているCPUは、
 E6600 2.40 GHz 4 MB 1066 MHz
というものですので、ほとんど変わらないじゃん、これじゃお金をかけるのがもったいない、せめて、クアッドコアのCPUとかに出来ないものかとさらに調査。
 私の使用しているマザーの上位モデルにDG965WHという物があり、チップセットもほぼ同じ、BIOSのレビジョンも同じときている。このマザーはどこまでのCPUが載るのかさらに調査。

http://processormatch.intel.com/COMPDB/SearchResult.aspx?BoardName=DG965wh

おお!こちらのマザーはクアッドコアにも対応しているじゃないですか。
 Q6700 2.66 GHz 8 MB 1066 MHz
ってなわけで、だんだん行けそうな気がしてきました。w
じゃ、この2つのマザーの違いは何か調査してみると、USBの数、大した違いじゃないな、RAIDコントローラー、CPUには関係ない、マザーのCPUに使用できるワット数、うむここに違いがある。
じゃ、ワット数の低いクアッドコアのCPUが無いかと更に更に調査、どうやらQ6600は使用電力量の高いものと低いものが、Q6700に関しては何れも比較的低いということが判ってきた。
よし、駄目もとで、チャレンジする事に決定。
価格を調べていたら、Q6700は1066Mhzのなかでは最上位モデルという事もあり、結構高い(>_<)、自腹でチャレンジする私にとっては、失敗したときの痛手も考えて、Q6600にすることに。
で、じゃんぱらさんの通販でQ6600を購入、もちろん使用電力の少ないものG0ステップ(95W)の物を選択。

http://www.janpara.co.jp/sale/search/result/?OUTCLSCODE=&SHPCODE=&KEYWORDS=q6600
数日後、届いたCPUをどきどきしながら交換・・・。
動いたwwwww
何事も無かったように起動し、タスクマネージャーも確認、CPUのグラフが4つになってる。\(^o^)/

で、恒例のベンチマーク


もとのCORE2DUO E6600

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★

2.4Ghz*2

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
107298 345462 228248 189541 153036 303615 71

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
83800 80200 20180 948 118931 114927 6194 42001 C:\100MB


交換後のCORE2QUAD Q6600

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★

2.40Ghz*4

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
156746 690976 456575 364338 191897 383487 71

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
86200 81135 19440 948 119069 116894 7709 48165 C:\100MB


良い感じですね。
更に調査してみると、どうやらこのCPU、オーバークロック(OC)耐性が非常に高いとか。

※ここからは、超危険な行為なのであまり詳しく書きません。今までもあまり詳しく無いけどw
知識に自信の無い方は絶対におやめください。


OCするには、マザーボードのBIOSから設定を変更するのが王道ですが、DG965RYには、流石にIntelだけあって、そんな設定はできません。
で、使用したのが神ツール、SETFSBというツール。
DG965RYの場合、クロックジェネレーターがCV174CPAGと言う事が判ったので、それをセット。
また、熱暴走をしないように、リアルタイムで内部温度をCORETEMPというツールでそれもチェック。

で、こちらが結果

3.00Ghz*4

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
187140 866868 570740 455167 240383 476364 70

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
99200 87400 24520 907 123522 114927 13622 50768 C:\100MB


2.83Ghz*4

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
177548 817504 538776 430540 226559 444005 71

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
96332 86400 22800 943 116894 119069 8466 48165 C:\100MB


2.66Ghz*4

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
169172 768351 506810 404787 211762 425369 71

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
88338 76000 19020 923 121183 116894 7413 49254 C:\100MB


評判どおり、OCに対しての耐性はかなりのもののよう。
ただし、このOCの状態で再起動すると、BIOSに引っかかって起動しなくなるので、元に戻すか、電源を切る(電源にスイッチの無い場合はコンセントを抜く)と起動するようになります。
私の場合は、OCしてまで高速にして使用したいアプリも無いので、ノーマルで使用しますけど…。
CPUとは関係ないですが、グラボはAopenのNvidia Geforce8600GTSを使用しております。

備考
 今回はうまく行きましたが、全てのDG965RYでできるかどうかは判りません。試されたい方は、改造行為にあたりますので、あくまで自己責任でお願いいたします。
また、一つアドバイスするとすれば、Q6600を使用される場合は
G0ステップ(95W)タイプを使用する事をお勧め致します。
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